Ferrari F40 ST(stradale)
part 63

2005年モデル?に進化 part2

続いて2005年モデル?にする為の最大の難関?????
3Dのリアっ羽を装着します。
まずは純正のウイングを取り外します。
左右合わせてボルト6本で留まっています。
外れたオリジナルのウイング。
F40LMの2枚羽も候補の中の1つでした。
賛成/1
反対/63741
という大多数?の反対を無視して
3DのGTウイングを選択しました。

スペブラやツーリングには、ノーマルウイングを装着したいので、
基本的に直ぐにノーマルに戻せるウイングが欲しかったのです。
これは、型取り用のFRP製。
作業は全てここ↓で行いました。
CARROZZERIA SUZUKI
ヤフオクやチューニングショップで市販されている3DウイングではなくJGTCで使用される本格的な3Dウイングです。
材質はもちろん、カーボン。

F40LMのウイングは確かにカッコイイです。
しかしフロントタイヤが細いF40STには
ダウンフォースが強すぎるのでアンダーステアーが強く出てしまいます。
そういう理由で1枚羽の3Dを選択したのです。
翼端板もカーボン。
3Dでなおかつ、バナナ形状です。
ストレートではドラッグが少なく、コーナリング中はダウンフォースが発生すると言われています。(ホントか?)
F40用のブラケットなど当然存在しないので、
F40専用のブラケットを製作します。
これは型取り用のダンボール。
前から見るとなんかイマイチです。
後ろから見るとまあまあかな?
Club40の連中には「カッコ悪い」と大反対されましたが、
とりあえず、機能重視なのでスタイルは無視します。
FCTのGoにいちゃんとユダさんが製作に関与しています。
出来上がってきたブラケットの材料です。
ブラケットを仮留めしてウイングを載せてみます。
翼端板の付け方で迷いました。
こっちかな?
翼端板の上のラインが水平になるようにします。
ダウンフォースが一番少ない状態です。
上の画像と位置は同じですが、後ろから見ると、こんなに反り返ってます。
こんなんでイイんでしょうか?
多分、大丈夫だと思います??
前から見ると、そんな反り返ってないんですけど・・・・。
さてここから本格的にブラケットの製作に入ります。
3Dウイングの裏面は3次元的な接地面(歪に捩れています)です。
ウイングの裏面に取り付けるブラケット部分はハンマーで叩き出す微妙な板金技術が必要となります。
ブラケットをT字に溶接します。
作業は全てここ↓で行いました。
CARROZZERIA SUZUKI
仮溶接したブラケットを取り付けて位置を確認します。
ウイングとの取り付け面もハンマーで細かく叩いて調整します。
まだ、ちょっと汚く見えますね?
ブラケットのカドを落とし整形します。
また溶接部分には特殊な接着剤を流し込み綺麗に処理しました。
これから塗装工程に入ります。
サフェーサーを塗ります。
3Dウイングの取りつけ部分です。
マーキングしてリベットを打つ為の穴を確認します。
ドリルでカーボンの3Dウイングに穴を空けます。
300kmに対応しなければならないので念入りです。
3DウイングにF40のフレームとカーボンに使用する特殊な接着剤を塗り
つや消しブラックで塗装したブラケットを貼り付けます。
更にリベットを打ちます。
丸1日かけて接着剤を乾かします。
当初の寸法通りボルトオンで装着可能です。
続いて翼端板を取り付けます。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングを寝かせている状態。
3Dウイングを立たせている状態。
3Dウイングはノーマルウイングに比べて少しだけ重くなりました。
ブラケットをスチールで製作したからだと思います。
それでもノーマルリアカウルよりは軽く1人で開ける事ができます。
前から。
後ろから。
横から。
F40
2005年モデル?完成です。





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