Ferrari F40 ST(stradale)
part 56
ダンパー&スプリング交換
2004年11月24日 2004年のフェラーリ・トロフィーを主とするイベントが終了しました。 現在装着しているミケロットのダンパーが気に食わないわけでは無いのですが、 フェラーリ・トロフィーに出場しハイグリップタイヤを履くと やはり、ダンパーがタイヤに負けているのは否定できません。 なので、今回は自分用に開発してみようと思います。 |
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ダンパーはアラゴスタでスプリングはアイバッハです。 コーナーウエイト、自由長、取り付け位置等を確認しにメーカー側のメカさんが来てくれました。 開発してくれる方は元M田スピードの某氏で、あのルマンで優勝した当時のマシンのメンテを担当していたそうです。 |
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当然、用途も伝えます。 それは街乗り、高速でも乗り心地良く、サーキットでは今よりもタイムが上がるサスペンションです。 またドリフトもしたいのでテールスライドした時、コントロールしやすいようにと伝えます。 それとタイムは出てもアンダーセッティングだけはやめて欲しいと希望を出しました。 走ってて気持ち良くないのが理由です。 私の我侭な注文に対して丁寧にアドバイスしてくれました。 |
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前日にガソリンを120L満タンにしたのですが、車重は1254.5kg。 ノーマルのF40が満タン状態で1.380kg(以前CGTVのロケで谷田部で計測)でしたので、約125kgの軽量化に成功した事になります。 |
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ミケロットのダンパー&スプリングとノーマルのダンパー&スプリングをアラゴスタに資料として渡しました。 | |
2004年12月17日 完成したダンパー&スプリングがコレです。 |
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アイバッハのスプリング。 バネレートはとりあえず、秘密です。 |
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フロントはヘルパー付き。 | |
リアはテンダースプリング付き | |
ダンパー側に伸び側の減衰力調整ノブ。 | |
取りつけ部分は当然ピロです。 | |
前後共にサブタンク付きで・・。 | |
サブタンク側に縮み側の減衰力調整ノブ。 | |
リアのアッパーマウントもピロボールです。 | |
取り付けには開発の方も立ち会います。 | |
ワンオフ物だけに取り付けにはいろいろ苦労します。 | |
フロントを取り付けます。 | |
なかなかイイ感じです。 | |
リアを取り付けます。 | |
サブタンクはブラケットを製作して取り付けなければなりません。 | |
本来、取り付けたい場所はフレームの上なんですが、 ホースの取りまわしが悪い為、仮でエアークリーナーボックスの下に取り付ける事にします。 |
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フロント左も交換です。 |
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フロントのサブタンクはダンパーの取りつけ部分の上に設置します。 | |
ダンパーは短く、アッパーとロワアームの間にある為、ホースの位置にも苦労します。 | |
リアは比較的スペースがあるので楽です。 | |
サブタンク用のブラケットを製作します。 | |
サブタンクの径に合うパイプを加工します。 | |
ブラケットを製作して位置を合わせます。 | |
取り付ける部分とステーの位置を仮で合わせます。 | |
位置が決定したところで溶接します。 | |
耐熱塗料で塗装し完成です。 | |
リアはここ。 | |
フロントはここ。 黒いのは振動と熱防止のゴムです。 |
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サブタンクを載せて・・ | |
タイラップで固定します。 | |
アッパアームの位置を確認してホースが干渉しないように取り付けます。 | |
フロントは完成。 | |
リアはロングホースが間に合わない為、暫定的にエアークリーナーボックスの下に取り付けます。 | |
こんな感じです。 ホースが届き次第、フレームの上に移動します。 |
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いろいろデータがありますが、実際に走らせないと何とも言えません。 | |
ブレーキとクラッチのエアーを抜きます。 | |
新しいオイルを補充して作業終了です。 |