Ferrari F40 ST(stradale)
part 46

スペブラに向けて対策をします?????

フェラーリ・トロフィー・2003を戦い終えたF40ですが、
年に一度、行われるフェラーリ・ブランチ・スペチアーレに向けて整備します。
まずはタイヤをノーマルタイヤに履き代えます。
ブレーキはまだまだいけます。
全体的な点検をします。
茂木で再発したシリコンホースの破れを確認します。
1本
2本
計6本
更に以前装着したアーシングのコードも焦げて炭化していました。
これはウエイストゲートとソレノイドバルブ間のホース。
シリコンホースの耐熱温度を調べたところ200℃と判明しました。
融けて当たり前なので耐熱温度が高いゴムホースに交換しました。
バキュームホースも同様にゴムに材質を変更しグッドリッジの耐熱ホースを巻きます。
アンターパネルをを外します。
茂木で3速から2速のシフトダウンでギヤが入りづらかったのです。
ギヤオイルは新品を入れていったのですが、周回数を重ね熱を持つと入らない症状が出ました。
今回は冷間時を犠牲にして硬いオイルを入れようと思います。
エンジンオイルキャッチタンクにもオイルが溜まっていました。
なのでギヤオイルと同様、これも抜きます。
そして80W-140というオイルを入れます。
(エンジン始動時や寒い時期、ギヤが入りにくいので一般にはお勧めしません。参考まで)
続いて助手席のシートを外します。
ガソリン漏れの点検をします。
そして以前、さぼって?取り付けしなかったスピーカーのイルミの配線を繋ぎます。
これは通常の状態。
イルミ点灯の状態。
今時、こんなスピーカー売ってないですよね?
(ちなみにカロッツェリアとはイタリア語でボディーを中心とする車屋さんの事を指し主に板金屋さんの事です。ピニンファリーナやベルトーネのようなデザイナーだけに使うのは間違いです)
最近、公道を走ってないので、症状が出ていませんが、フューエルポンプが何回か止まってしまった事があります。
ノーマルのアンダーパネルと比較すれば、このF40STに装着されているアンダーパネルが大きいか理解できると思います。
と、いう事でフューエルポンプの真下部分に穴を空けます。
作業はカロッツェリア・スズキ↓

で行いましたが、チュウチョ無く、カーボン製の高価なアンダーパネルを切ってしまいました。
NASAダクトの後ろです。
Goにいちゃんに手配してもらったアルミ製のネット。
これをサイズに合わせてカットします。
リベットで留めます。
手馴れたモンです。
空けた穴とNASAダクトの間にアルミ製の整流板も取り付けました。走行中によりフューエルポンプを冷やす為です。
カロッツェリア・スズキさんによると昔、マラネッロの風洞でF1マシンの開発を見て勉強した事があるとか?無いとか?
今回のスペブラは箱根経由で御殿場に向かいます。
当日は10台のF40が集まり、10台だけでツーリングします。
なのでETCを簡易的に装着しました。
だから配線は剥き出しでちょっと汚いです。
F40とは、あまり関係ないのですがデジカメを買い換えました。
秋葉原でいろいろ悩んだあげくCASIOの出向社員の、おねーさんが結構可愛かった?のでこれに決めました。
Ferrari Club Of Japanのステッカーを貼ってそれらしくしてみました。
それとFCJ限定のストラップも取り付けます。
カバーはレッドにしてみました。
ポケットにも入る薄型なので、不順な動機で買った割には使えます。





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