Ferrari F40 ST(stradale)
part 40

フェラーリ・トロフィー決勝当日

2003年6月8日/FISCO
翌日8日、決勝当日です。
午前8時50分
1回目のフリー走行が開始されました。
YHGメカとモニターでコース状況を確認します。
昨夜、ガソリンを50L補給しほぼ満タン状態です。
1周目
1'54.701
2周目
1'50.363
3周目
1'50.442
4周目
1'46.828
5周目
1'52.752
6周目
2'13.811
スポーツ走行のフェラーリと混走だったのでなかなかクリアーラップが見つけられませんでした。
午後に2回目のフリー走行があるのですが、ブレーキとタイヤを温存する為キャンセルしようと思いました。
FCTの連中から『ストレートでノーマルの360より遅いよ!』と言われてしまい、チェック走行の為2回目のフリー走行に望みます。
前回のFISCOでのテストではメーター読み290qを確認していた為、それを目安に走ります。
今回もスポーツ走行組のフェラーリと混走です。
サーキット走行に慣れていないフェラーリオーナーが沢山走るので気を使って走らなければなりません。
ピットロードにはトロフィー参加者が早めに並んでいます。
ペースカーを先頭に1周だけ追い越し禁止です。
シグナルがグリーンになり2回目のフリー走行が開始されました。
1周目、スポーツ走行組のフェラーリを蹴散らして戻ってきました。
1'53.787
2周目
1'49.061
3周目
1'48.041
4周目。3周目の1コーナーでピットアウトしてきた新型フェラーリ、チャレンジ・ストラダーレと偶然一緒になりました。後ろからいろいろ観察をしてみました。
4周目
1'47.742
期待の新車でしたが、思ったより大した事ありませんでした。タイヤはP-ZERO CORSAで私の履いているタイヤとほぽ同スペックです。またドライバーはGT500のGTRに乗る影山弟。100R、ヘアピンと常にテールがチョロチョロ動きます。
5周目
1'46.857
300R、最終コーナーも挙動が不安定で踏み切れてなかったようです。
ノーマルのモデナから25HPアップのエンジンと言われてますがストレートスピードもそんなに速くはありません。
F40だと簡単に追いつきます。
←ここではパッシングを浴びせていますが、この後スリップから出てインに入ろうとしたところ、1コーナーでインを閉められました。アマ相手にムキになる影山弟ですが、チャレンジストラダーレと言えどもその程度なのかもしれません。
但し、ここはFISCO。フィオラーノで開発されたチャレンジストラダーレですので、鈴鹿や茂木みたいなテクニカルなサーキットでその真価を発揮するかもしれません。また今回の車はこのイベントの為に急遽マラネッロから空輸されたプロトタイプです。(プロトのライセンスプレートも装着されたままでした)開発車両なのでコンディションが悪かったのかもしれません。どちらにせよ、期待の新車には間違いありません。
6周目
2'20.564
チャレンジ・ストラダーレとのバトルにより予定より3周程多くラップして戻ってきました。
ストレートエンドではメーター読みで290qを確認。
どうやら問題なさそうです。
副理事と大統領にチャレンジストラダーレの印象を報告します。
決勝に備えて、YHGメカとブレーキとクラッチのエアー抜きを行います。





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