Ferrari F40 ST(stradale)
part 38

FISCOのフェラーリ・トロフィーに向けて思いもよらないことが・・・・・

フロントのローターも外します。
外したローターはリアと同様に歪みが酷く出ていました。
F40のハブは40万位するそうです。
研磨したローターを装着します。
パッドも新しい物に交換します。
上の2枚が今まで装着されていたパッド。
下の2枚が新品のパッド。
ブレーキの整備をしている最中に驚くべき連絡が私の携帯に入りました。
それは6月7日〜8日にFISCOで行われるフェラーリ・トロフィーのV12クラスでSタイヤが使用できないというものでした。
事前にSタイヤの使用許可を取ってありましたので11日にP-ZERO CORSAを履かせてFISCOでテストしたのに全て無駄になってしまったのです。
急遽、タイヤを市販ラジアルノーマルタイヤにしなければなりません。移動用に所持していたBS EXPEDIA S-01とP-ZERO SYSTEMが候補に上がりましたが、今回のレギュレーションではタイヤとホイールのサイズの変更も認められずF40で参加するには17インチを履かせなくてはならないのです。とりあえず、スピードラインのマグホイールに履いていた1997年製のBS EXPEDIA S-01をチョイスしました。
全くバカげた話です。誰かが主催者に圧力をかけレギュレーションを変更させたのでしょう。レース当日、レギュレーション違反が発覚すればアンリミテッドクラスという別枠のクラスへ移動させられてしまうのです。
また触媒も装着しなければならなくなりました。
私のF40は初期モデルなので元々触媒が装着されていないのです。
その為、1990年当時にコーンズがトヨタの触媒を利用して製作した特注マフラーが必要となりました。
幸いにも私は一般公道用にこのマフラーを所持していますので部品調達には問題はありません。
しかし、この触媒をサーキットで使用したことかない為、熱に対する不安もあります。
事務局に「触媒を装着するのはいいけど、燃えたらどうするの?」と質問しましたが、
「責任は負えません」という冷たい返事しか返ってきませんでした。
最近、ノーマルタイヤでは筑波しか走っていません。
不安な要素は沢山ありますが、止むを得ません。
主催者には「そのレギュレーションは呑むから、レギュレーション変更を申し出た連中は絶対に参加させてよ」と希望を出しFISCOに備えることにしました。





tubi style japan & FCT homepageF40ST.037F40ST.039