Ferrari F40 ST(stradale)
part 59

タイミングベルトとミッション交換

タイミングベルト、ベルトテンショナー、カムシール交換を終えたF40でしたが、ミッションの修理がまだ済んでいません。
いろいろ考えた末、以前より予備で所持していた中古のミッションを載せる事にしました。
走行10.000kmのミッションです。
デフはキレイです。
こちらはブローしたミッションのデフ。
特に問題はありませんがドリフトしたせいか、熱が入っているのがわかります。
中古のミッションからフロントのケースを外します。
こちらはブローしたミッションのフロントケース。
ミケロットのドライブギアと新しいクラッチのレリーズが組み込まれています。
クラッチのレリーズとドライブギアをブローしたミッションから移植します。
ちょっとだけ洗います。
F40LM用のドグはパワーに対しての耐久性はあるものの、
ロングライフを考えると不安があるので見送りました。
またO/Hは何年か先にある計画が持ち上がっている為、断念しました。
ブレーキフルードを入れて・・・・
エアー抜きをします。
インタークーラー、ウエイストゲート、エアークリーナーケース、キャッチタンク、マフラーを装着します。
オイルクーラー、バンパーを取り付けます。
続いてミッションの調整をします。
シフトゲートのポジション調整です。
シフトゲートのクリアランスがノーマルに比べて少ないので難しいです。
ボロボロになってしまったマフラーの遮熱板を交換します。
通算で3枚目です。
予備として新品の遮熱板を所持していましたが、今回はテストとして遮熱フィルムを中古の遮熱板に取り付けてみます。
ドリルで穴を空けます。
接着剤だけではマフラーの熱で剥がれてしまう為、リベットを打って留めます。
リベットを打ち疲れたので途中で撮影してみました。
打ってて思ったのですが穴を空け過ぎました・・・。
全ての穴をリベットで打ち耐熱塗料(シルバー)を塗ります。
キレイに仕上がりました。
ウエイストゲートとクラッチのエアーダクトを取り付けます。
完成です。
本来であれば必要ないダクトなんですが???
続いて・・・
背板と・・・
シートを取り付けます。
リアカウルを取り付けます。
バンパーを微妙に調整し立て付けを合わせて装着します。
これが結構大変なんです。
ミッションブローから29日で復活しました。





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