Ferrari F40 ST(stradale)
part 9

サーキットでのテストを中心に行うという過酷な条件の元ようやく完調になりつつあります?

ある雑誌の撮影で筑波に行き有名プロドライバーの某氏にF40を乗ってもらいました。
がしかし、またもやトラブルが発生。
直ったと思っていたブーストが0.5までしかかからずパワーが全くありません。
しかしエンジンがその状態でしかも、7年前のP-ZERO、気温が6℃にもかかわらずなんと、1分5秒6というタイムでした。
原因はバキュームホースの1本がタービンの遮熱板に触れて溶けていました。
これによりエアーが抜けてブーストがかからなかったようです。
ノーマルのゴムホースではなくシリコンホースを使ったのですが
タイラップで止め忘れたのがいけなかったです。
フトしたきっかけでF40プロトタイプのインタークーラーを手に入れました。
通常F40のインタークーラーはアルミでできています。
これにシルバーの塗装が施されているのですが
これはアルミの地肌が剥き出しのままです。
くすんでいたアルミ部分をRS飯塚でリペアーしてもらい鏡面仕上げとしました。
本当はそこにクリアーを塗りたかったのですが下地処理が
できないので塗ることができません。
そこでクリアーアルマイト処理をしようとYHGに相談しました。
がしかしコアの部分が破損する恐れがあるので、できないという結論に達しました。
F40のインタークーラーはドイツのBEHR社製です。
BMWなんかのラジエターもOEM供給している会社です。
この【BEHR】という文字がF40プロトとF40LMにだけ入っています。
プロトは縦に、LMは横にそれぞれ入っています。
薄くなっていた文字をハッキリ浮き出させました。
とりあえずこれが今までのインタークーラーです。
交換後。
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BEHRの文字と鏡面仕上げとなったアルミ肌がカッコイイです。
今までF40にはアメリカ製のHOT LAPという計測機を取り付けていました。
これはFISCOで主に使用する為でしたが国産の
P-LAPという機械が富士でも使用できるようになった為付け替えてみました。





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