Ferrari F50
part 15

Ferrari F50との生活をご紹介します。

2002年11月16日。
以前から調子の悪かった左ドアレギュレーターを交換する為、
カーボンの内張りを外しました。
ドアガラスが割れる可能性が高い為、プロのガラス屋さんに
作業を依頼しました。
これが外したレギュレーターです。
手巻きの為、単純な構造をしています。
流石プロ。
手際よく装着しドアガラスの調整をして終了です。
今まで、あまり気にしていなかったのですが、
左右の黒いライトの色が違かったのです。
左ライトが光沢のある黒いライト。
右がつや消し黒のライト。
フェラーリのパーツカタログには1種類の“NERO”というライトしか存在しません。
なのに黒いライトが2種類存在したのです。
フェラーリっぽいと言えばそれまでですが・・・・・・。
ということで左ライトをつや消し黒のライトに交換します。
もちろん、フェラーリはクレームとして扱ってくれました。
さらに続けてベストモータリングで指摘されていた
右バンク不調の原因を探ります。
アンダーパネルを外します。
左右で音を聞き比べてみました。
左のテールパイプからは乾いたカン高いアイドリング音がします。
これが正常な音です。
右のテールパイプからは篭った低い重低音のアイドリング音がします。
またアイドリングの回転数が安定していません。
左のエキマニは青く変色しています。
右のエキマニは赤紫に変色しています。
2重構造になっているパイプの内側が割れている可能性があります。
ステンレスは熱が加わると金→青→赤紫と変色するそうです。
取り外された右のマニホールド。
外から細かく観察しましたが割れている感じはありません。
ですがtubi styleのエキマニは2重構造です。
内側のパイプが割れている可能性もあるのでとりあえず
新品のエキマニを装着してみることにしました。
新品のマニホールド。
下から見たマニホールド。
所々青く変色しています。
新品を装着し下から見たマニホールド。
左のマニホールドはそのままです。
新品を装着した為マニホールドだけが光っています。
右マニホールドを交換するとアイドリングが安定し、
音も左と同じ音になりました。
やはり右のマニホールドが割れていたようです。
tubi styleに送り返し原因を追求したいと思います。



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