Ferrari F40 ST(stradale)
part 22

2002年末F40に再びトラブルが・・・・。

2002年12月末。
ガレージからF40を出そうとしたところ、
クラッチが“スカッ!”と抜けてしまいました (・・;)
「ゲッ!まさか・・・・・」と思った瞬間、昨年末にも襲った
クラッチレリーズシールからオイル漏れを覚悟しました。
やはり、クラッチレリーズからのオイル漏れと判明 (ToT)
ミッションを再び降ろす作業に入ります。
アンダーパネルを外します。
リアカウルを外します。
マフラーを外します。
リアバンパーを外します。
リアバンパーと同時にオンジンオイルクーラー、ミッションオイルクーラーを外します。
スタビライザーを外します。
インタークーラー、タービンを外します。
ウエイストゲート、遮熱板、フロントマフラー、インタークーラーのダクトを外します。
ドライブシャフトを外してからミッションを外します。
F40のミッションはデフと一体型です。
やはり、オイルが漏れてケース内部が酷く汚れていました。
フロントのケースを外してミッションオイルを抜きました。
今回、クラッチレリーズのO/Hと共にファイナルも代えることにしました。
2003年4月に鈴鹿で行われるFORZA FERRARI Vそして
年末より改修工事に入るFISCO、走ることの多い茂木、これらの
中速サーキットに合わせて2003年モデルへと進化させます。
1速/79.1q
2速/127.8q
3速/178.5q
4速/227.5q
5速/285.7q
ノーマルは5速で325q出るようになっています。
2003年8月を最後にFISCOも改修され、よりスピードが出なくなります。
思い切って最高速を40qも落としファイナルを代えてみました。
ベアリングや、ロックナット、シールそして特殊工具が必要なので
通常の整備屋さんでは難しい作業かもしれません。



tubi style japan & FCT homepageF40ST.020F40ST.023